2022年に東京から千葉県佐倉市に移り住み、築60年の日本家屋を改築して暮らしています。
移住後に自宅周りの荒れた森林を何とかできないかと悩んでいるところ、生木木工に出会い自分の手で丸太から削り出して道具を生み出す魅力にハマり、地域の森林を使ったカトラリーや食器などを製作しています。
生木木工とは伐採後のまだ瑞々しい生木を使用した木工ジャンルで、水分を多く含んでいることから加工がしやすく乾燥設備を持っていない個人でも始めることができ、使われずに眠っている日本の里山の森林資源も活用できる木工のことです。
幼い頃から山に囲まれた生活を送っていたためか、移住前から自然の中で遊ぶことが好きで登山やキャンプによく行っています。登山・キャンプ道具の中には軽量コンパクトでありながら機能的なギアがたくさんあり、美しさ、使用者目線の使い勝手は設計の参考にしています。家用や山用を分けることなくシームレスに使える道具作りを目指しています。
日本全体が人口減少していますが、移住先の集落も例に漏れず過疎地域になっています。自然溢れる里山を維持するために森林の整備や地域のコミュニティを大事にしたいと思っています。生木木工を通じて人が集まれるスペース作り、コミュニティ作りにも繋げていけるように活動中です。
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